緻密で均一な年輪幅
吉野杉は1年ごとに成長していく年輪幅がほぼ一定です。この緻密で均一な年輪が、他の地方の杉よりも優れた強度を生み出しています。
美しい色つやと爽やかな香り
吉野杉は、目にやさしく美しい淡紅色の木肌をしており、心に安らぎを与えるやわらかな香りが広がります。色つやも良く、時を経るごとに深い味わいが出てきます。この特長を生かし、様々な雑貨や酒樽、住宅と幅広く使用されています。
幹の根元から先端までの太さが一定
幹の根元(元口)から先端(末口)までの太さを一定に保っていることは、吉野杉の大きな特徴です。この特長は「本末同大」と言い、良材の条件となっています。まっすぐな材料がとれるため、柱はもちろん、造作などの意匠としても優れた材になります。
節が少なく美しい円形の幹
吉野杉は節が少なく、形がほぼまん丸です。この特長は「無節完満」といい、高級な材として重宝されています。若木のうちに枝打ちなどの手入れをしてやることで節を出にくくしています。化粧面に節があらわれない面を「無節」と呼び、根元に近いほうが無節でまっすぐな材料がとれます。
奈良の木を使った商品
「奈良のうまいものプラザ」では、奈良の木を使った商品をお買い求めいただけます。
吉野木材のボールペン
吉野桜、吉野檜、吉野杉をボールペンに。ぬくもりある木のペンは使うほどに手になじみ、握ると心がほっと落ち着きそうです。
5,500円(税込)
吉野杉の箸
自然の香りが優しい割り箸セット。吉野杉の端材の処分を惜しんで作られたのが起源だとか。素材をとことん活用したエコ商品です。 330円~3,300円(税込)